【書評】作家になりたい方にオススメ 作家の実力や仕事って?僕にもできる?がわかる本

書評

こんにちは、脳筋ブロガーのえびしゅ~まいです。

突然ですが、あなたは「作家になりたい!」と考えていたりしますか?

あ、「昔、漠然とそんなことを考えていたなぁ」と遠い目をされましたか?

そんなあなたにえびしゅ~書店、店長えびしゅ~(←本日就任)がオススメする本がこちら!

浅井リョウ「発注いただきました!」(2020.3)です!

浅井リョウさんは、皆さんもご存じ「桐島、部活やめるってよ」「チア男子!!」を代表作にもつ小説家(「先生」っていうのかな?)でございますね。

「桐島、部活やめるってよ」 は、著者が大学在学中に執筆したデビュー作。そして、これが第22回小説すばる新人賞を受賞しました。平成生まれでこの賞を受賞したのは著者が初めてみたいです。本作品は映画にもなっていましたね!

いやいや、「大学在学中」+「新人賞」+「デビュー作」+「平成初」+「映画化」=怪物君すぎでしょう。

「先生」を通り越しました。「怪物」です。文才モンスター。(失礼しました💦)

そんな著者の本の一つが、今回ご紹介する「発注いただきました!」です。

この本を、作家志望者に特に読んでもらいたい理由ですか?

では、早速ご説明しますね!

「脂肪の歴史」の書評はこちら→https://tokudy.com/book-review3/

「伝え方が9割」の書評はこちら→https://tokudy.com/book-review1/

本書オススメの理由その1:今まで見たことのない構成

この本は著者がデビュー10周年を記念して、過去に企業さんから案件をいただいて書いた小説を一冊にまとめたものなのですが、その見せ方がまず面白いんです。

全20話ありますが、どの話も

 1 まず、企業さんからの発注内容

 2 次に、発注内容に基づき、著者が世に送り出した小説

 3 最後に、著者のコメント

の流れで構成されています。

えびしゅ~は、小説の発注内容って、聞いたことすらなかったですよ。

その時点で、この本、超新鮮!

本書オススメの理由その2:作家さんの実力を垣間見ることができる

あなたなら、発注内容からどんな小説を書きますか?

では、発注内容の一例を紹介しましょう。

森永製菓さん「キャラメルが登場する掌編」の発注内容を紹介すると

 ・人間を主人公とした、キャラメルが登場する小説

 ・「森永ミルクキャラメル」のイメージである「懐かしい」「親しみがある」「ほっと一息できる」「幸せな気分になる」といった世界観を主軸として、読後に「いいよね、キャラメル」と思えるような心温まるストーリー

 ・文字数は、247文字×3話分。三箱そろえば一つの物語が楽しめるという仕組み。

さ~あ、あなたはこのご注文に応え、小説を書くことができますか!?

そして、

浅井先生は、いったいどんな小説を書いたんだろう?」

どんな形でキャラメルを登場させたんだろう?

気になりますよねー。

詳細は、本書の11ページから!

本書オススメの理由その3:短編で読みやすく面白い

僕たちみたいな、ビジネスパーソンってなかなか時間ないじゃないですか。(←結構暇人)

この本に出てくる小説は、ほとんどが15分くらい、短いものだと5分くらいで読める文字数なんじゃないでしょうか。

目次を見て、面白そうなものを開いて、サクッと読める手軽さがあります。

本自体は結構厚みがあり、持ち運びには苦労しますけど・・・・

内容については、普段は小説を読まない、えびしゅ~まいの個人的な意見になりますが、

・アサヒビールさんが発注した「ウイスキーっておもしろい」を伝えられる全5話

・朝日新聞出版さんが発注した、自身の18歳のころを描写するエッセイ

素直に面白いと思いましたし、とても印象に残ってます。

ウイスキーの話について紹介させていただくと

主人公はOL、彼女が2人の男性と接して感じたことが小説になっています。

前半に登場するのは「固定観念」の塊、店や食べ方、服装などについて「こうあるべき」を押し付ける先輩なんですが、カッコいいらしいんですが、うわべだけで心がないんですよ。

後半に登場するのは「自分らしさ」の塊シャツのボタンを自分好みに変えている、ウイスキーにミカンを漬け込み、どちらかというと日陰で個性的な同期

前半の先輩のせいもあって、同期の男性が非常に魅力的に見える。そして、その同期が型にはまらず自由に楽しんでいるウイスキーもまた魅力的に感じる。

読んでみて、単純に「よし、自由に生きよう!」と前向きになれましたし、アサヒビールさんの要望にも見事に応えた内容で(僕はそう感じました)素直に関心しきっちゃいました。

まとめ

「13歳のハローワーク」というサイトで、「小説家」を調べてみると、冒頭に

13歳から「作家になりたいんですが」と相談を受けたら、「作家は人に残された最後の職業で、本当になろうと思えばいつでもなれるので、とりあえず今はほかのことに目を向けたほうがいいですよ」とアドバイスすべきだろう。

と書かれていました。

著者は14歳で作家を志したようなので、もしかしたら、周りからは上にあるようなアドバイス(邪魔?)をいただいていたかもしれないですね。

しかし、著者は怪物的デビューを果たしていますし、「挑戦することを忘れてはいけないな」と考えさせられます。

ちなみに本書に掲載されている小説の一つ、朝日新聞出版さんが発注した、「自身の18歳のころを描写するエッセイ 」を読むと、より一層、挑戦することの輝き、若いころの気持ちがフツフツと蘇ること請け合いです。

さらに、今はブログ等からも本の出版につながることもあり、執筆に挑戦する敷居は、昔よりずっと低くなっているのではないかと思います。

さあ、あなたはどこまでいけるのでしょうか?さっそく本書を読んで、楽しみつつ、力試ししてみませんか?

その他の書評はこちら

「伝え方が9割」→https://tokudy.com/book-review1/

「発注いただきました!」→https://tokudy.com/book-review2/

「脂肪の歴史」→https://tokudy.com/book-review3/

「いつまでもデブと思うなよ」→https://tokudy.com/book-review4/

「一生太らない体のつくり方」→https://tokudy.com/book-review5-slowtraining/

「脳を鍛えるには運動しかない!」→https://tokudy.com/book-review6-brain-training/

最後まで読んでくれてありがとうございます。
また、明日も見に来てくださいね!

コメント

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