【書評】ダイエットに何度も挫折しているあなたに レコーディングダイエット

健康

こんにちは、脳筋トレーニーのえびしゅ~まいです。

ダイエットに挑戦しては失敗し、挑戦しては失敗し、を繰り返している人って意外と多くないですか?

3kgや5kgといった、比較的短期決戦で何とか落とせるレベルなら、失敗も少ないでしょうが、20kgや30kgとなると、数カ月という長期間、継続的にダイエットに取り組む必要があります。

その長い長いダイエット期間中には、体重が落ちにくくなったり、あるいは、無理な食事制限で体調が悪くなったりすることもあったりして・・・・

「もう無理だ!体が、心が持たない!」

と諦めてしまいます。

ダイエットを継続して、理想の体型を手に入れる。そして、それを維持するいい方法はないのでしょうか?

そんな質問に答えてくれるのがこちらの本です。

「いつまでもデブと思うなよ」著:岡田斗司夫(2007年)

著者が1年間で50kgという驚異的なダイエットに成功した体験に基づく、ダイエット法「レコーディング・ダイエット」について書かれた本です。

1年も継続し、50kgも減らす。にわかには信じられない、ミラクルな数字ですよね。

著者がたぐいまれなる強靭な精神力があったから成し遂げられたのでしょうか?

いいえ、違います。

ちょっとめんどくさいですが、誰でもできる方法です。

「どうやれば食習慣を改善できるか」に対する答えを提供してくれます。

食習慣の改善なので、もちろん、特別な運動をしなくても痩せます

特に、ぽっちゃりとは言えないくらい太っていて、かつ運動が死ぬほど嫌いな方にオススメできる本です。

では、概要を紹介します!

オススメの書評はこちら

「脂肪の歴史」→https://tokudy.com/book-review3/

「いつまでもデブと思うなよ」→https://tokudy.com/book-review4/

「一生太らない体のつくり方」→https://tokudy.com/book-review5-slowtraining/

なぜ、痩せるべきなのか?

「人は見かけが9割」(竹内一郎)などの本も出ていますが、著者も現代社会を「見かけ至上主義」ととらえています。

そして、見た目を作る要素は3層構造になっています。

①:体格・体型

②:ファッション

③:言動

①の骨格や顔の作り、肉の付き方等がまず基礎になり、その上に②の服装やメイク等が加わえられ、③の表情やしぐさで更に色付けされる。

なので、①がダメなら全てダメになる。①を改善することが非常に重要です。

①の中でも、身長や顔の作りはそうそう変えられませんが、体型は変えられます。

そして、ダイエットは、お金や根性、時間がなくてもできます。後述される「レコーディング・ダイエット」を取り入れれば、必ず成功する。

失敗するかもしれないし、成功したとしても成果が不明な「出世」や「資格取得」に労力を注ぐよりも、ダイエットは圧倒的に費用対効果がよい投資先であり、まず取り組むべきだとしています。

レコーディングダイエット:記録するだけで痩せられる

レコーディングダイエットは「助走」「離陸」「上昇」「巡行」「再加速」「軌道到達」の6つの段階でできています。

助走:何を食べているか把握する

この段階では、食べたものを全て記録します。

ポテトチップス5枚、コーラ200ml、柿の種1袋など、全て記録します。

食事制限は一切しません。我慢してはいけません。あるがままを記録し続けることに意味があります。

助走期間は特に決まりはありません。著者は5カ月ものあいだ、助走のみをしていたそうです(笑)

太るには、それなりの理由がある。現状、つまり自分の食生活を正確に見つめ直すことがダイエットの第一歩になります。

離陸:摂取しているカロリーを把握する

この段階では食べている物のカロリーを書きだします。

助走期間に把握した、「食の記録」にカロリーを付け加えるだけです。ここでも、食べることを我慢する必要はありません。

いつも食べている物が、驚くほどに高カロリーであることに気が付きます。カロリーが高い食べ物って、おいしいですもんね。

「脂肪の歴史」という本にもありました。「脂肪はおいしい」って。

我慢はしませんが、無意識に太るメニューを避けるようになるかもしれません。

本書では、どのように記録するのか、具体的に書かれています。

上昇:無理せずカロリー制限する

この段階では、カロリーを一定の範囲内の収めるように制限をします。

1日の平均摂取カロリーを基礎代謝と同等のカロリーになるようにします。

ここでポイントは、1週間とか10日とか、やや長い期間の総摂取カロリーで考えることです。

ステーキをたくさん食べてもいいんです!仮に、その日の摂取カロリーが、基礎代謝より1000kcal多かったなら、そのあと10日間、基礎代謝より100kcal低い食事をすればいいんです。

上昇段階は、まさに「決められたカロリー内で、できるだけ好きなものを食べる」ゲームです。

本書では、そのゲームを楽しむコツ的な内容まで書かれています。

巡行:いろいろ試す

この段階では、停滞期を乗り切るためにいろいろ試します。

著者は、ダイエットを始めてから2か月半ころから体質の変化を感じたといいます。

激しい飢餓感、不安感、無気力、体重減少の停滞等が起こります。

これは、何万年も前から、人の体にインプットされている餓死対策による反応です。体は、餓死を避けるため、物理的に、心理的に、あなたに揺さぶりをかけてきます。

この反応は強烈で、多くのダイエット挑戦者が、体からの攻撃に屈し、ダイエットをやめてしまいます。

しかし、レコーディング・ダイエットで記録してきた、これまでの努力の足跡が、あなたを支え、この苦難を乗り越える力を与えてくれます。

そして、この停滞期を乗り越えるためには、いろいろ試して、体に新しい刺激を与えることが大事です。

本書では、具体的な内容まで踏み込んで説明がされています。

再加速:体が欲していることに応える

この段階では、食べ物の好みの変化に目を向け、満腹の少し前に食事をやめるようにします。

すると、頭で欲していることではなく、体が欲していることに応えられるようになります。

体が栄養を欲しているから食べる。体が運動を欲しているから歩く。ということができるようになります。

これは「汗をかいたら塩気の多いものが欲しくなる」「妊娠すると酸っぱいものが欲しくなる」「風邪をひくとビタミンの多いものが欲しくなる」と似ている状況になります。

軌道到達:ダイエットからの卒業です

この段階では、好きなように食事をしても体型を維持できるようになります。

頭の発する欲望ではなく、体の発する欲求に従い「欲しくないから食べない」「必要なものを必要なだけ食べる」ことができるようになります。

レコーディング・ダイエットの副作用

レコーディング・ダイエットを実践することで、自己コントロールができるようになる、という嬉しい副作用があります。

ダイエットに限らず、なにか目標を達成することにも応用することができます。

本書を読み終えて:一緒にダイエットする仲間を得たような感じ

本書は、ダイエットの絶大なメリット説明した後、レコーディング・ダイエットという技術を、著者のエピソードを交えて解説してくれます。

まるで、

「ダイエットってメリットだらけだから、一緒にダイエットしようぜ!」

「その時期、キツよな。わかるよ。でも、こうやったら乗り越えられるよ!」

と、親身にアドバイスをくれる仲間みたいな感じです。

著者が、50kg痩せる過程を本にしたから、親近感が溢れているんですかね。

また、文章の書きっぷりも読みやすくて、面白いです。僕、個人的には、「48歳の著者がメロンパンの前で泣いた」話が好きですね。

なんとなく「ダイエットしよっかな~」と考えている人の後押しをしてくれる本としても価値がありそうです。

その他の書評はこちら

「伝え方が9割」→https://tokudy.com/book-review1/

「発注いただきました!」→https://tokudy.com/book-review2/

「脂肪の歴史」→https://tokudy.com/book-review3/

「一生太らない体のつくり方」→https://tokudy.com/book-review5-slowtraining/

「脳を鍛えるには運動しかない!」→https://tokudy.com/book-review6-brain-training/

最後まで読んでくれてありがとうございます。
また、明日も是非見に来てくださいね!

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