【書評】無理なく筋力低下を止めたい中高年に 「スロートレーニング」

筋トレの記録

こんにちは、脳筋トレーニーのえびしゅ~まいです。

歳をとってきて筋力の低下が心配・・・

食事制限ダイエットだけだと痩せるか不安・・・

そんな人にオススメのトレーニングを紹介しているのがこの本です。

「一生太らない体のつくり方 スロトレ実践編」著者:石井直方(2009)

著者は、東京大学理学部卒で専門は身体運動学、筋生理学。

ボディビルダーとしての一面もあり、全日本学生選手権優勝、世界選手権3位入賞等の実績の持ち主です。

筋トレに関する論文も数多く出されており、信頼性は抜群です!

この本の紹介するスローとレーニングの良いところは

 ・週2回、一回15分からできる。

 ・特別なトレーニング器具がいらない

 ・中高年や運動不足の方でも始めやすいトレーニング内容

となっているところです。

では、概要を紹介します!



オススメの書評はこちら

「脂肪の歴史」→https://tokudy.com/book-review3/

「いつまでもデブと思うなよ」→https://tokudy.com/book-review4/

「脳を鍛えるには運動しかない!」→https://tokudy.com/book-review6-brain-training/

スロートレーニングとは?

ひと昔前に流行ったので、内容をご存じの方もいるかと思います。

ゆっくりとした動作でトレーニングを行うことで、低負荷でも高負荷並みの筋トレ効果(筋力と筋肉量の増加)が見込めるトレーニングです。

原理:加圧トレーニングと同じ

筋肉に力を入れると、血管が押しつぶされ、血液の流れが悪くなります。

そうすると、そこに乳酸が蓄積され、乳酸が脳に働きかけ、脳は成長ホルモンをジャブジャブと出すよう指示します。

成長ホルモンは、骨や筋肉を強くしたり、脂肪を分解したりします。

筋肉が強くなる、すなわち筋肉の量が増えると、消費するエネルギーが増え、痩せやすくなります。

脂肪を分解すると、それがエネルギーとして使われるため、体脂肪が減り、よりシャープな体つきになります。

トレーニングの特徴

筋肉の緊張によって、一時的に血流を悪くすることが原理ですのでポイントは2つ

 ・ある程度の負荷

 ・ゆっくりした動作

です。

負荷については、本書では、「シニア」コースと「標準」コースの2つのトレーニングメニューを紹介しており、体力に合わせてトレーニングを開始できます。

ゆっくりした動作なので、勢いが付きすぎて腰を「ぐきっ」とか膝を「バキっ」とかならないのもGoodです!

あと、その場でゆっくりスクワットをする等の場所を取らない動き、なので職場でも、息抜きとしてやることもでき、続けやすいというメリットもあります。

スロートレーニングの問題点

僕の調べた限りでは、大きな問題点はありません。

2011年の近畿大学の研究では

スロトレすると、筋力の発揮が平坦的になるので別のメニューと組み合わせることが必要

という意見があります。

瞬発的な力が身に付きにくいということですが、この研究でも、筋力は強くなり、筋肉の量は大きくなっています。

アスリート、特に瞬発的・爆発的な力を必要とする、短距離走選手やウェイトリフティング選手には、スロトレは向かないでしょう。

しかし、日常生活を送る上では問題なし。少なくとも、トレーニング開始前よりも、生活の質が向上するでしょう

本書の特徴

「東京大学の先生が書いているから、小難しいんじゃないの?」

はい、小難しくはありませんが、非常にまじめに書かれた本です。

ボディビルに真摯に取り組んできた著者の筋肉に対する姿勢がにじんでいるような気がします。

「レコーディング・ダイエット」みたいな、笑えるところは、ほぼありません。(笑)

それがかえって好印象だったりするんですよね。

イラスト付きで分かりやすい!

まず、使うべき筋肉、トレーニングで意識すべき筋肉をイラスト付きで説明。

次に各トレーニングをイラスト付きで説明しています。

各トレーニングには、気を付けるべきポイントもしっかり入っています。

失敗しやすいポイントを踏まえた説明!

本書を執筆するにあたって、6人の被験者を集めて、3か月に及ぶスロトをやってもらって、何が失敗の原因になるのかを調べたようです。

そのため、本書には失敗しやすいポイントを押さえたアドバイスが豊富に入っています。

トレーニング内容だけではなく、トレーニングを実施する効果的な時間帯、食事の考え方や生活リズムなどについても参考になるアドバイスが盛り込まれています。

お悩み解決コーナーが役に立つ!

上記の「アドバイスいっぱい」とかぶってしまってますが、豆知識が増えます!

骨粗しょう症に筋トレは効果があるの?

冷え性に効果がある筋トレは?

心筋梗塞や糖尿病にはどんなトレーニングが有効なの?

といった20以上のお悩み・疑問に答えています。

僕も筋トレについていろいろ調べていますが、

例えば「就寝前の運動は成長ホルモンの分泌を妨げる」とか、

例えば「糖尿病には下り坂を歩いて降りる「下り坂運動」が効果が見込める」とか。

「へぇ~」となりました。

まとめ

本書はスロートレーニングの実践的な方法を紹介した本です。

スロートレーニングは、器具がいらないので始めやすく、ゆっくりした動作でケガしにくく、場所に制限が少ないので続けやすいトレーニングです。

研究によって、筋肉量や筋力が増えることが成果証明されているトレーニングでもありますので、中高年や運動嫌いの方にオススメです!

僕も本書を読んで、体脂肪の燃焼を狙って、仕事の合間の息抜きでスローなスクワットを始めました!

みんなで無理なく、無駄なく、健康長寿社会を目指しましょう!

その他の書評はこちら

「伝え方が9割」→https://tokudy.com/book-review1/

「発注いただきました!」→https://tokudy.com/book-review2/

「脂肪の歴史」→https://tokudy.com/book-review3/

「いつまでもデブと思うなよ」→https://tokudy.com/book-review4/

「脳を鍛えるには運動しかない!」→https://tokudy.com/book-review6-brain-training/

最後まで読んでくれてありがとうございます。
筋トレ、ダイエットトークはまだまだたくさんあります。
また、見に来てくださいね!

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