ブラジル コロナ拡大にもかかわらず経済活動再開 世界的流れに逆行するのはなぜ?

健康

こんにちは、脳筋英語学習者のえびしゅ~まいです。

東京におけるコロナの感染者数が2日連続で20人を超えた。夜の街が感染リスクが高い。都職員が夜間パトロール。と、日本でもまだまだ、コロナの感染再開が予断を許さない状況ですね。

えびしゅ~が住む町は、観光業が主軸なので、GWのステイホームは地元業者にとって打撃だったのではないかと心配してます。この状況が夏休みまで継続したら、果たして経済活動と感染予防の線引きは今のままでやっていけるのでしょうか。

そんな心配をしているなか、感染予防よりも経済活動を優先しようとしている国がありました。

ブラジルです。

ブラジルのコロナ感染者数

6月4日時点で感染者数61万人死者3.5万人と非常に多く、死者数は世界で3番目になっています。

そんな中で、ブラジルのボルソナロ大統領は「経済活動の再開」を声高に叫んでいるようです。

僕の価値観からすると、信じられません。

信じられないからこそ、なぜそうなるのか興味がわきます。

感染者数の大半が貧困層

ブラジルには貧困者層が生活する「ファベーラ」と呼ばれる地区があります。ここは人口密集地帯で、水道や電気が通っていません。

日本でも「3密の回避」や「手洗いの励行」が叫ばれていますが、そのような基本的な感染予防すら難しい地域ということになります。

そこに住む住人にも病院に通う権利はあるのですが、病院に通ったところで差別されるということで、診察を受けない人もいるそうです。

診察を受けなければ、入院・隔離もされませんから、ますます感染を拡大させることになりますね。

実際、コロナに感染した方の約80%がファベーラ住人という報道もあります。

「感染者の大半が、貧困層」これは経済活動再開を言い出す背景のにおいがしますね。

年金が国家財政を圧迫

日本でもコロナで重症になるのは、ご高齢の方が多いです。これは、外国でも同じ事情でしょう。

高齢者に対する国の支援策として一番初めに思いつくのは「年金」です。

ブラジルの年金事情ですが、概要をまとめますと

 ・受給開始は50歳代(日本は65歳が基準ですね)

 ・金額は現役世代の平均的な手取りの約76%(日本は40年収めて月6.5万=25%くらい?)

と手厚い年金を受けており、これが国家財政を圧迫していました。年金に吸い取られて、インフラ整備や教育に回す資金もなかったようです。これでは先行き真っ暗ですね。

更に、ブラジルでは少子高齢化が進んでいます。合計特殊出生率は1.7。人口は減少に向かっています。ますます、喫緊の対策が必要ですね。(ちなみに日本は2016年の時点で1.44。よりヤバいですね💦)

これにメスを入れたのが現大統領のボルソナロ氏。

2019年に年金改革法を成立させ、年金受給開始を女性62歳、男性65歳とし、満額支給の条件や就労期間の延長を進めていくようです。

ボルソナロ氏が 経済の立て直しを最重要視していることがうかがえます。

コロナで年金受給者の口減らし?

非常にショッキングな表現ですが、 ある会議においてブラジルの首席補佐官室の方

死者が高齢者に集中するなら結構なことだ。年金赤字が減って我が国の財政状況が改善する」

と発言したようです。

行き過ぎた考え方だと思いますが

財政問題の解消(=年金問題の解消=口減らし)も経済活動再開を叫ぶ背景になりそうです。

ブラジルの主要産業は?

経済活動を再開しても、それが観光業ならどうでしょう?

コロナが蔓延している地域へ旅行に行きたいと思う方はいないのではないでしょうか。

主要産業は製造業、鉱業、農牧業ですね。

海外との物の行き来が多く、人の行き来は少なそうです。

人の行き来が無ければ、感染拡大は国内問題で片付けられそうです。

これも経済活動再開に重きを置く背景の一つかもしれません。

国民が経済活動再開に賛成らしい

自分の近所でコロナで亡くなった人がいる状況で、経済活動再開に賛成するというのはどういう状況なのでしょう。

「経済的に死ぬか、物理的に死ぬか」究極の2択を国民が選択させられている

想像の域を出ませんが、今日食べる御飯にも不自由している方が大勢いるのかもしれません。

ニュースでは、レストランオーナーが道路に並んで経済活動再開の横断幕を掲げていました。

横断幕には「400名以上の解雇、4件の倒産。いつまで待たせるのか」

明日は我が身という緊迫感を感じます。国は財政状況が芳しくなく、国民を支える力がない。国民は自分で何とかするしかない。

結論:タイミングが悪かったから

キレイにまとめようとしたのですが、脳筋にはこれが限界!!

国家財政が圧迫され、国民を助ける力が政府にない

年金財政に困っているブラジルにとって、重症化するのが高齢者というコロナの特性が好都合

感染拡大を防ぐことが難しい密集地帯の存在(経済活動の有無にかかわらず広がる)。

これらが、コロナ蔓延において経済活動を再開させる原動力になったのではないでしょうか。

経済活動再開を推し進める人物が、国の主導的な立場にいることが決定打ですね。

総じて、タイミングが悪かった

気になること

ブラジルの外交基本方針

外務省のHPを見ますと、ブラジルの外交基本方針は

「途上国相手の外交から、アメリカ・日本等との関係強化に転換」するらしいです。

関係強化って、具体的にどういうことでしょうね。少なくても人材交流はその柱だと思います。

ブラジルといわず、世界中から日本に来て、楽しんでもらいたいと思いますが、コロナが落ち着いてからゆっくり来てもらいたいと思います。

他の国は助けないの?

日本でも「集団的安全保障」が必要と言っています。すなわち「一国で自分の国を守れる時代ではない」ので「お互いに困ったときは助け合いましょう」と考えていると思います。軍事的にもですが、今回のような事態では、国境を越えた助け合いが必要なのではないかと思います。

大きな地震、津波、高潮が起こった時、仲の良い国が助けあいますよね。

今回、そういう動きが余り見られないのに違和感を感じます。

(僕みたいな庶民の計り知れない駆け引きがあるのかもしれませんね・・)

最後まで読んでくれてありがとうございます。
また明日も見に来てください!

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