こんにちは!脳筋トレーニーのえびしゅーまいです!!
皆さん、筋トレの目標は立てていますか?
ただ漫然と筋トレをするよりも、目標をしっかり立ててトレーニングする方が圧倒的に効果があります。
遅筋を育てるのか、速筋を育てるのか、FG筋を育てるのか?
目的によってトレーニングの内容が変わってきます。
例えば、「100mのタイムを1秒縮めたい」という目標があれば、脚の速筋を強化するために高重量・低回数のスクワットやランジ等を行うことができます。
これが、目標がハッキリしていない場合、ダンベルカールや懸垂など色んな種類のトレーニングをつまみ食いして、超回復などを意識することもなく、効率の悪いトレーニングをしてしまう原因になります。
目標がないと達成感も得られないですしね!
僕はベンチプレス100kgを目標に頑張っていました。
達成したときはめっちゃ嬉しかったですね!
ちなみに、ハーバード大学が在校生に対して行った調査では、目標を持っている学生は全体の3%、目標を持っていない学生は全体の97%にもなったようです。
そして、ここが大事なのですが、30年後どうなったかというと・・・、目標を持っていた3%の人の収入の合計は、残りの97%全員の収入の合計と同じくらいになったとのことです。
単純に考えると、目標を持っていた人は、そうでない人の30倍もの収入を得るようになったということになりますね!
ということで、目標を立てることがとても大事であることは、皆さん経験上、ご理解いただけることと思います。
そして、今でも厳しく挫折も多いトレーニングに日々打ち込んでいる皆さんは、これまでの人生の中で、目標を立て、その達成のために雨の日も、風の日も、職場の同僚から飲み会に誘われた日も、彼女に振られた日も、歯を食いしばって頑張ったことがあるのではないでしょうか。
・・・ちょっと言い過ぎました(*_*;
しかし、「効果的な目標の立て方」をご存じでしょうか?
「効果的」と言うのは、「目標を達成する可能性が爆上げする」ということを意味しています。
本記事では、向上心・忍耐力・創意工夫の鬼であるあなたが目標を達成するためにきっと役立つ「効果的な目標の立て方」を紹介します。
効果的な目標の条件「SMART」
皆さん「SMART」っていう目標を立てる時のポイントについて聞いたことがあるでしょうか?
「SMART」を意識して目標を立てることで、目標達成する可能性が非常に高くなります。
では、細かく見ていきましょう。
S:Specific(具体的であること)
目標は、具体的であることが必要です。
筋力を強くしたい!⇒どこを?どれくらい?
カッコいい体になりたい!⇒痩せマッチョ?ごりマッチョ?
しっかりと具体化することで実施するべきトレーニングがハッキリと見えてきます。
M:Measurable(測定可能であること)
目標は、測定可能であることが必要です。
測定可能な目標を立てることで、自分が今どの位置にいて、目標達成まであとどれくらい距離があるのか、目標達成は近づいているのか、を知ることができます。
例えば、
①足が速くなりたい!⇒②競技会で1位を取りたい!⇒③100m11秒を切る!
と、①から③へ目標を具体的にしてみました。
①だと測定できませんね。
②だと結果は明確になりますが、トレーニングしている時は自分の立ち位置がどれくらいか判断できません。
③だと目標と自分の距離を知ることができ、「じゃあ、どうやればこの差を埋めることができるのか」アイデアを考えることができます。
A:Achievable(達成可能であること)
目標は、達成可能であることが必要です。
例えば、「オリンピックの100mで優勝する。日の丸を肩にウイニングランをする!そのために、100m9秒57を目標にトレーニングする!」
と目標を立てたとしましょう。
サニブラウン選手や桐生選手などのトップ選手ならまだしも、僕ら一般人ではなかなか達成するのは難しいのではないでしょうか。
目標との距離を縮めるためにやるべきトレーニングも的を絞れません。
大きな目標を立てることは大事です。
その場合を、目標を細分化(細かく)して達成可能なレベルまで落とし込むことをオススメします。
遠い将来には100m9秒57で走る。現在100m14秒だから、とりあえず今は100m13秒5を目標にする。
という具合です。
高層マンションもジャンプひとっとびで屋上に上がることはできませんが、小さな階段を一つ一つ登っていけば、いずれ屋上にたどり着くことができます。
できることをコツコツと積み上げていきましょう。
R:Related(関連性があること)
目標は、自分の興味関心・人生の軸・価値観と関連性があることが必要です。
100m9秒57の大目標を立てたとしましょう。
「走るのが好き」「みんなに注目されたい」という人ならバッチリはまるでしょう。
しかし、「走るのが苦痛」「あまり人前に立ちたくない」という興味関心・価値観を持っている人だったらどうでしょう?
大目標を達成して幸せになれるのでしょうか?そもそも、厳しいトレーニングを続けるモチベーションを持ち続けることができるのでしょうか?
目標は、大きな視点に立って、自分が幸せを感じられるものに設定しましょう。
T:Time(締め切りがあること)
目標は、締め切りがあることが必要です。
4年後のオリンピックで100m9秒57で走り、優勝して女子にモテる!という目標を立てたとします。
だんだん目標が俗っぽくなってる。
100m9秒57より女子にモテる方法は他にもあるんじゃ?( *´艸`)
今100m14秒なら、1年後12秒、2年後10秒5、3年後10秒、4年後9秒57と更に目標を刻んでいくことができます。
計画通りに進んでいない場合、トレーニング内容の見直しや、計画の微修正をすることで、なんとかして4年後に間に合わせようと努力することができます。
一方、締め切りがなかった場合はどうでしょう。
「まだまだ時間はある」「いつかは達成する」と考えていると、緊張感・緊迫感をもって真剣に効率的・効果的なトレーニング内容を考えなくなってしまいます。結果として、目標達成が遠のいてしまいます。
目標には締め切りを設けましょう。そして、絶対に間に合わせるという強い意志を持ちましょう。
まとめ
どうだったでしょうか。
目標を立てていない、あるいは目標を立ててはいるけれど、「絵にかいた餅」になっている眠れる獅子的トレーニーに少しでもお役に立てたら幸いです。
「SMART」を意識して目標を設定してHAPPYな明日を作っていきましょう!!
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