【小話】基礎代謝の求め方。ハリスベネディクトの式とEliaの実験値について

筋トレノウハウ

こんにちは、脳筋トレーニーのえびしゅーまいです!

先日、ダイエットするなら筋トレとジョギングどっちをするべきかという話題について記事をまとめてみました。

この記事の中で、基礎代謝について考えてみたのですが、そこで、一つ疑問が出てきました。「他にも基礎代謝を求める方法はないのかな?」と。

すると、Eliaの実験値というものを見つけたので、内容をまとめて、ハリーベネディクトと比較してみました。

自分で基礎代謝を計算することはほとんどないと思いますので、小ネタとしてどうぞ!

ハリスベネディクトの式

ハリスベネディクトによると、基礎代謝は

66+13.7×体重(kg)+5.0×身長[cm]-6.8×年齢=基礎代謝[kcal]

で求められることが示されています。身長170cm、体重70kgの男性の年齢別の基礎代謝をグラフにするとこうなります。

Eliaの実験値

次に、Eliaの酸素消費量による実験値を考えてみます。

Eliaらは、各臓器の酸素消費量を測定することで、それぞれの臓器がどれくらいのエネルギーを消費しているのかを実験によって確認しました。すごいですね~。

表は身長170Cm、体重70kg、体脂肪率20%の成人男性の基礎代謝についてまとめています。

Elia,1992、「筋トレまるわかり大辞典」(谷本道哉 著)

ハリスベネディクトとEliaの比較

身長170cm、体重70kg、体脂肪率20%の成人男性なら、ハリスベネディクトの式とEliaの実験値が同じ結果になるのは25歳くらいですね。

ハリスベネディクトの式は年齢が上がるにつれて基礎代謝が低くなります。

一方、Eliaの実験値では筋肉量が減ると基礎代謝が低くなります。年齢と筋肉量の関係は下のグラフのようになります。

年齢に応じて筋肉量も減っていきます。

結果として言えるのは、ハリスベネディクトもEliaも基本的に年齢が増えると基礎代謝は減っていく。ということが言えます。

まとめ

ハリスベネディクトの式とEliaの実験値のメリットについては下記のようになります。

ハリスベネディクトの式のメリット

  • 身長、体重、年齢という簡単に測れる数字で算出ができる。
  • 平均的な体型な方に適している

Eliaの実験値のメリット

  • 筋肉量が平均値より離れている方の基礎代謝を算出できる

最後に

2つの基礎代謝量の求め方についてまとめてみました。いかがだったでしょうか。

えびしゅー
えびしゅー

うん!普段のトレーニングには使えない!!!

筋トレのインターバル中の小話にでも使ってもらえたら幸いです!では!!

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